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2016年10月12日 (水)

拙稿が掲載されました。(「大規模災害と被災地の大学博物館」)

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拙稿「大規模災害と被災地の大学博物館 ―大学生と取り組む文化財レスキュー活動―」が、日本博物館協会の『博物館研究』51号(2016年9月号)に掲載されました。
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 阪神淡路大震災のおこった1990年代以降、NPOや市民団体の活動、ボランティア意識の高揚など、文化資源を活かす草の根の活動が社会の表舞台に登場し、文化財保護においても市民参画や研究者を含む様々なステークホルダーの連携・協働が求められるようになった。筆者はかねてより、被災地はミュージアムの問題を考える最前線であると考えてきたが、東日本大震災は資料保全において多くの教訓と新たな知見が得られたのみならず(註2)、文化財防災において様々な連携や市民参画が重要であることを浮き彫りにした災害でもあったと理解している。
 本稿は、東北学院大学博物館における文化財レスキュー活動の作業を紹介しながら、文化財のプロフェッショナルでない大学生が、専門家の指導を受けながらどのように保全作業を展開していったかについて経過報告を行う(註3)。それを通して、専門家に委ねるべき仕事と、市民が参画しうる仕事が、どのように組み合わせられるかについて考えてみたい。

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