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2016年3月30日 (水)

拙稿が出ました。(「博物館実習を社会にひらく」)

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今年も、私が冊子を編集して、自らもエッセイを書く、自作自演の『博物館学芸員課程報』第38号が出ました。今年度の全国大学博物館学講座協議会東日本部会大会でのシンポジウムをすこし要約した「博物館実習を社会にひらく」を執筆しています。
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 大学側からの視点では、調査研究や実習で地域と関わることから得られる教育効果を高めることが、大学生と博物館の関係強化におのずとつながるであろう。文系の大学生が地域と関わる機会は、博物館実習、民俗学や考古学実習等のフィールドワーク科目、インターンシップ等のプログラム、サークルや市民活動への参加などがある。また、祭りや美化活動、文化活動など、地域住民としての地域活動への参加などもある。こうしたさまざまな機会を通じて、学生は社会参加の機会を持ち、そのなかで多くを学んでいく。博物館実習はそのオプションの一つであるが、とりわけミュージアムの文化からの社会参画の機会を得るであろう。
 博物館実習が、学内での活動や博物館の用意したプログラムの枠を超えて、社会に向けてひらいていこうと努力すること、そのためのアクティビティを磨いていくことが、現代的で新たな博物館実習像を構想していくために必要とされていくであろう。本シンポジウムは、そうした課題を共有において意義深いものとなった。
 

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